システムを立ち上げた際に、前回使用した時と異なる設定で起動したが障害か?

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最後の更新9ヶ月前

A:ルータや周辺棚板は電源の瞬停対策として電源を落とす前の状態で起動する機能があります。前回使用した状態で起動する事を「バックアップ起動」といいます。これに対してあらかじめ決めた初期状態で起動する状態を「イニシャル起動」と呼びます。バックアップ起動が行われる期間はデータの保持方法でいくつかの種類があります。


  • コンデンサの電力でメモリを保持するタイプ
  • 2次電池の電力でメモリを保持するタイプ


火を落としている時間が長い設備は、前回の状態を保持できずイニシャル起動する状況が発生します。経年によるコンデンサやバッテリーの劣化で保持時間が短くなっている場合は交換が必要です、サービスデスクにご相談ください。


主な設備のメモリの保持時間は次の通りです。
・HSS-3000
・HSS-300
・HSS-200
・DAF-020
  メモリ保持期間:48時間
  コンデンサを使用しています。
  1時間の通電で満充電となります。
・OnePack棚板  メモリ保持時間:2日以上(満充電時)
  2次電池を使用しています。
  8時間の通電で満充電となります。
・OnePack2棚板
・UHSMルータ
・MuPS-5000
・CSS-400
・DAF-040
  メモリ保持期間:1か月以上(満充電時)
  2次電池を使用しています。
  8時間の通電で満充電となります。

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