モニター:スクロールする文字がぼやけて見える。

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最後の更新2ヶ月前

液晶パネル自身の表示応答が遅いと、動く画像がぼけて見えますが、その原因として主に「残像」および「ホールドぼけ」と呼ばれる現象が関係しています。


まず、液晶パネルの応答速度とは、液晶パネルに入力される信号対して、液晶の表示レベルが入力信号のレベルに到達するまでの速度を示し、一般的に10ms~15msとなります。応答速度が遅いと、前のフレームが画面に残ってしまい、動きが連続的に表示されないため、残像が発生します。このため、特に高速の動作があるシーンでは、画面上の動きがぼんやりしたり、動いている物体の輪郭が不明瞭になることがあります。

次に「ホールドぼけ」とは、モニタが各フレームを一定時間そのまま表示することによって生じる現象です。液晶パネルは、画面上の画像を保持する特性があるため、動いている映像を表示する際に、前のフレームの画像が見えたままになることがあります。これにより、特に横方向に素早く動くテロップやオブジェクトがぼやけて見えやすくなります。

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